最近話題の電子書籍。
一応“Web”デザイナーとはいえ、わからないではすまない日がすぐにでも来そうな感じですね。
とにかく1回作ってみようと思って調べてみました。
AppleやGoogleが採用しているEPUB形式というフォーマットで作ってみることにしました。
基本的にはXHTML+ZIPらしいのですが、じぶんで書くのはちょっと難しそう……。
(参考:日本語Epubブックサンプル - 横浜工文社)
InDesignで書き出せるらしいので、デザインのクオリティ等を求めるならこれが一番良いのでしょうが、新しいバージョンを持っていないので×。
オープンソースの変換ツール、
calibre - E-book management
が良さそうです!無料だし。
(参考:デザインのブログ iPadやiBooks待てないよ。電子書籍リーダーで読んで、今日からあなたもEPUB形式作成で電子出版?CS5)
では実験。
- 元になるテキスト(XHTML)を青空文庫で拾ってくる。
- calibreに読み込む。
- lang="en"をlang="ja"に修正。(参考:EPUBで遊ぶ!)
- iBooksやStanzaで表示させてみる。
細かい設定とかいじらなくても、無事見られました。意外とかんたん!
表紙だけ文字化けしちゃいましたが、JPEG画像なので自分で作れば大丈夫なんじゃないかと。
あと青空文庫から取ってきてそのまま使ったせいか、ルビが変でした。
次の実験。
sigilでもやってみます。
こちらは画像を入れたり、WYSIWYGで書籍を編集することがでるソフトです。
(参考:
月曜ジャーナル Sigilの基本的な使い方(1))
- 元になるテキストをSigilに入力。
- 目次を作ったり画像を入たりする。
- テキストの先頭に表紙になる画像も貼り付け。
- 保存する。
- iBooksやStanzaで表示させてみる。
こちらも簡単でした!
iBooksでは表紙が出ませんでしたが、iTunes上でアートワークを追加できます。
こちらが作ったEPUBをiPhoneのiBooksで表示しているところです。
EPUBファイルを作るだけなら、ほんとに簡単です。
本の中身さえあればいつでも出版できてしまいますね!